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チラーシステム比較表
  ターボHIDチラー  汎用シェルアンドチューブ式チラー 
1.冷水供給温度  必要冷水温度0.5℃~各プロジェクトに応じて設計
(プレート式熱交換器の外側に水を流下させ冷却する方式なので、凍結の心配がない)

ワンバスで(出入口温度差=25℃の冷却が可能。
(1台で温度差冷却が可能)
冷水温度5℃が限界(下限)
(チューブ内に水を流し冷却するので、凍結防止の為、5℃以下に下げられない)

ワンバスで(出入口温度差)5℃~7℃の冷却が可能。
(高温度差冷却する場合、数台の直列運転が必要 
2.装置洗浄 容  易
解放式プレート熱交換器なので、洗浄容易
(ブラシ又は、高圧洗浄機で容易に洗浄が出来る) 
 大  変
密閉式チューブ熱交換器なので、洗浄が大変
(薬品洗浄又は、シェルを解放後ブラシにて洗浄)
3.材  質 プレート式熱交換器・・・・・SUS304
散水       ・・・・・・HIVP
パネル内外面  ・・・・・・SUS304(50㎜断熱)
リザーバータンク内外面・・・SUS304(50㎜断熱)
チューブ式熱交換器 ・・・・・銅又は、SUS304
シェル      ・・・・・・徹に塗装 
4.メンテナンス 容  易 
点検扉を開けて冷却状態を確認できる
点検扉内に冷却プレートと冷媒部品が全て収納されているので点検及び修理が可能
大  変 
冷却器(蒸発器)が故障の場合は交換工事が必要
5.その他-1 氷蓄熱のバックアップに使用できる
夜間にも負荷があり十分蓄熱できず、昼間の追いかけ運転も
行っている場合、その昼間の電力を夜間にもシフトします 
(夜間帯に製造ラインからのリターン水をターボチラーで冷却して蓄熱槽に戻します)
製氷運転に比べ50%の省エネルギー運転を行いさらに4分の1程度の夜間電力料金が活用できます。又、同じ能力の氷蓄熱 と比較し、イニシャルコストは約2分の1
5℃以下の冷水に対応出来ないのでバックアップはむずかしい 
6.その他-2 0.7℃ ~4℃のリザーバータンクが一体になっているので、別置くのタンクがいらない
海水(塩水)冷却対応
基本的に別置タンクが必要

氷蓄熱システム比較表
  ターボハーベスト  アイスオンコイル  シャーベットアイス 
1.製氷方式 ダイナミック方式
垂直に並べて製氷プレート表面に水を硫下させ、厚み6㎜~7㎜の氷を作り剥離落下させる 。落下した氷は下部の蓄熱槽に畜氷される。
スタティック方式
蓄熱槽内に設置されたコイル状の冷却器表面に氷を作る。厚みは、40㎜~45㎜程度でコイルからは外れない。 
ダイナミック方式
チューブ式冷却管で-1℃~-2℃の過冷却水をつくり、ノズル(チューブ)より噴霧して過冷却域を解放し、シャーベット状も氷をつくる 
2.成績計数エネルギー効率 高い(省エネルギー)
製氷プレートに氷が残る事がないので、熱伝導率が良く、冷媒の蒸発温度が高い。
(冷凍機の効率が良い)
低い
氷の厚みが増す事に熱伝導率が低下し、冷媒の蒸発温度が低い。(冷凍機の効率が悪い)
高い(省エネルギー)
冷却管に氷が残る事がないので、熱伝導率が良く、冷媒の蒸発温度が高い。
(冷凍機の効率が良い)
3.蓄熱槽 自由に設計
製氷ユニットと蓄熱槽はコンポーネントになっているので、蓄熱槽容量は自由に設計が出来る。(余力を考慮し、大きく設計。)
専用蓄熱槽必要
コイルの長さ等で蓄熱容量が決まってしまう
限度がある
蓄熱槽が大きすぎると均一に氷が広がらない
(製氷能力に対して蓄熱槽の大きさが決定される。)
4.放熱特性(冷水供給) 冷水を安定供給(大きな負荷変動に追従)
流動性がありサラサラした氷で、決して結着して固まる事がないため速やかに熱交換をおこない、限りなく0℃に近い冷水を供給。
冷水供給量(時間当たりの)を増やしても供給温度は変動しない。
大きな負荷変動に追従出来ない
氷に流動性がないため、水道が出来、ショートサイクルがおこりやすい。
大きな負荷変動に追従出来ない
氷が雪状なので結着してダンゴ状になりやすいので、水道が出来、ショートサイクルがおこりやすい。
5.洗浄生 良い
蓄熱内にはコイル等がないので、人が入って洗浄・殺菌が容易、製氷器もブラシ、高圧洗浄機等で洗浄可能
非常に困難
槽内にはコイルが設置されているので、非常に困難
やや困難
槽内の洗浄は可能と思われるが、冷却チューブ内の洗浄は薬品洗浄等による。
6.保守管理 容易
点検扉で製氷状態と畜氷状態が容易に確認できる(点検歩廊付)装置が単純で、故障率が低い。故障対応も修理が容易
蓄熱槽上部の状態しか確認が出来ない
装置が単純で、故障率が低い、蓄熱槽・コイルの修理は困難
畜氷状態は確認出来るが、製氷部の確認は困難
機器の構成と制御が複雑なので、故障率はやや高い又、専門の修理を必要とする。
7.設置スペース 小さい
蓄熱槽の深さに制限がないため、平面的に小さくなる
やや大きい
蓄熱槽の深さ等が制限されるため、平面的に大きくなる
大きい
蓄熱槽の深さ等が制限されるため、平均的に大きくなる
8.その他 製氷時間に関係なく製氷能力が一定なので熱量計算が容易
槽内水温が2℃以上になればチルド運転に切り替わり、チラー運転を開始
指標時間の経過とともに製氷能力が低下する 冷水温度を正確にコントロールする必要があるため、それによっては氷が出来ない場合がある

                                                     ターボマシンジャパン株式会社
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