HOME > ターボ製氷機の歴史

ターボ製氷機の歴史

ターボ製氷機は、MIT(マサチューセッツ工科大学) の同窓である、ウォルター・チップマン氏とウィリアム・ヘーゲン氏(ターボ社:Turbo Refrigeraing,Co 初代社長)が共同で開発に着手し、1952年商品化に成功した。
システム考案者のチップマン氏に因み、
Tippmann Plate Ice Maker の名で直ちにターボ社より米国特許が申請された。
1958年、シカゴからテキサス州へのターボ社の工場移転に伴い、商品名を<Turbo Plate Ice Maker>に変え、今日、ターボ製氷機の技術をベースに、ターボHiTDチラー、サーマルストレージアイス ハーベスティング(氷蓄熱)及びその応用技術において、米国のトップブランドを堅持している。
日本では1963年、初の画期的プレート式自動製氷機と して初めて輸入され、付属機械、レークマシンの導入により、従来の角氷に代わり大幅な省力化
ランニングコスト節減が可能となり、水産業界を中心に次々に設置されていった。1975年にターボ社と東西産業貿易鰍ニの合弁会社極東ターボ鰍ェ設立され、ターボ製氷機の国産化が実現した。2001年よりターボマシンジャパン鰍ェ、ターボ製氷機他関連のターボ機器の製造を引き継いで、
今日に至っている。

初期の米国 ターボ社製、チップマン製氷機。日産5トンプレート(結氷板)の材質、構造制御方法、部品機能を除けば、基本システムにおいて今日の
ターボ製氷機にあまり変わらないところに、当時の
システムの革新性がうかがえる。



▲ページトップに戻る